物事には表と裏がある。表を建前とすれば、裏が本音である。どんな人にも建前があり本音がある。だからこそ、建前と本音という言葉・表現がある訳で。
人はみな利己的である。
例えばの話、腹が減ったから何か食べ物を食べたいということは利他的であるといえるだろうか?利己的である。この例は極端だけども、人は利己的でなければ生きることができない。
つまり基本的に、「人間はみな生きるために利己的である」といえる。
自分が損をしないために・・・
「人間はみな生きるために利己的である」という事実に目を背けてはならない。
「人を動かす」仕事をしている人はこの辺の事実を知っておくことは必須だ。
君主論や韓非子は、当時の為政者が多数の民衆を支配し続けるには?という示唆に富んだ考え方や事例が紹介されている。